Thinkpad X230でSamsung SSDを使うと怒られる話
こんばんは!
タンスにゴン(小指をぶつける音)かぼすです。
今回は、Thinkpad X230にSamsung 850 EVOを入れたら怒られた話をしたいと思います。
ちなみに、850 EVOを入れたときの話は↓です。
「怒られた」ってどういうこと?って思われた方もいらっしゃるかと思いますが、SamsungのSSD向けにSamsung Magicianというユーティリティが公開されていまして、それを開くと、「『Intel Corporation 12.8.10.1005』をアップデートしろ」という警告が出るのです。
そもそもこの「『Intel Corporation 12.8.10.1005』とはなんじゃい」となるわけですが、何となくSATAドライバっぽい感じがします。
(というより、直前にドライバを更新したので。)
すると、、、
確かに、SATAドライバ(IRST)のバージョンは「12.8.10.1005」であることが確認されました。
ただ、このドライバはThinkpad(Lenovo)がWindows 10向けに公式で公開しているものになります。
そもそも、なぜ、相性が悪いのかと調べてみると、Samsungの方でキチンと(?)説明がありました。
* また、特定または最新の IRST ドライバー (IRST 12.6.0.1033、12.8.10.1005) がインストールされている場合、認証機能が適切に動作しない可能性があります。 この場合、古いバージョンにロールバックしてください。
リソースとユーティリティ | Consumer SSD | FAQs | Samsung Semiconductor Global Website より
どうやら、古いドライバに戻せということらしいです。
また、そのほか調べてみると、 IRSTの12.8.10.1005自体、Lenovo PC向けにリリースされたカスタムドライバのようです。
この12.8.10.1005はIntelが公式にリリースしたものではなく、
Lenovoが先行新着ドライバとしてリリースしています。
よっちゃんのチラ裏 Rapid Storage Technology 12.8.10.1005がリリース より
ともなれば、「12.8.10.1005」の直前に発表されたIntel公式のドライバを適用すればよいので、探してみると、、、
「Rapid Storage Technology 12.9.0.1001」がそれにあたるらしいことがわかりました。
本当は「ダウングレード」より「アップデート」がよかったのですが、QM77で動かせる(公式の)ドライバは見当たりませんでした。
早速インストールしてみた。
すると、どうでしょう?
問題ないとのこと。
では、ベンチマークに違いは出てたのかと、疑問に思いましたので、測ってみると。。。
▲「12.8.10.1005」1回目
▲「12.8.10.1005」2回目
なぜか同条件で2回取るという・・・
▲「12.9.0.1001」1回目
▲「12.9.0.1001」2回目
ベンチマーク上では目立った変わりはありませんでした。
とにかく、怒られなくなったので、とりあえず良しとします。
では!