古きよきもの、捨てるべき時

こんばんは!

 

皆さん集めているものってありますか?

僕はパソコンやスマホを集めています。

それぞれ、思い入れがあったり、ちょっとした秘話があったりで、どれも大切な品々です。

 

こういうのって、面白いと思うのは、傍から見れば、ただの「モノ」でしかなく、場合によってはそれすらも理解されなこともありますよね。

価値観の相違ってヤツです。

対立する価値観や考え方を両者が理解するのって、なかなか難しいことだと思います。

よく似たものとすれば、認識の差。これは、割と容易に埋めることができ、両者が納得する形で話をまとめることができます。

だから、今まで、「人の考え方を理解した」とか「価値観を分かってもらった」と思った経験のうち結構な割合で、「認識の差を埋めた」という行為が混じっているのではないかと思います。

だから僕らは、、、

 

って、脱線しました。これはまた別の機会に書くとして!

 

僕は前述のとおり、パソコンやスマホなど機械類が大好きです。

仕事にしちゃうくらい。

でも、人によっては、それは「機械」でしかなく、仕事を得る「機会」のための「道具」でしかない場合もあります。

というより、僕の周りではそんな人が多いです。

大事にはしているけど、それは、壊さないために大事にしているわけでなく、そこに愛はない。

そんな感じ。

それが基本で普通で、デファクトスタンダード

だから、僕の仕事は、それがまだ使えるように直し、元通りにすること。

でも、それじゃあ惜しいから、ちょっとアップグレードして、少しでも愛着が湧くようにして返す。

その繰り返しです。

基本的には。

 

でも、今日みたいなこともあるんです。

それは、愛着が湧きすぎて、2007年のWindows XPを使って、今でもインターネットを使ってる、パソコンの修理。

流石になぁ。

僕も、ThinkPad X200という2009年ごろのパソコンを使っていたりします。

もちろんメイン機じゃないですよ?

Windows 10とLinuxなんかを入れて、動作検証に使ったりします。

これまた、お気に入りの子で。

 

でも流石に、Windows XPでインターネットをするのって、リスク過ぎじゃないですか?

危ないというか。。。

 

そんなパソコンが、ついに息を絶え、起動しなくなったそうな。

もう、いいんじゃないですか?

きっと、自分のものなら直したでしょう。

苦楽を共にしたパソコンならなおさら。

 

だけど、きっと、この子を修理してもまたXPとして、ネットサーフィンを楽しむんでしょう。

なんとも。

 

お客様が何を望まれているか、心の中までは見えませんが、愛着があるのでしょう。

 

修理しました。そのパソコン。

でも、Ubuntuを入れてお返ししました。

SSDにしてね。

きっと、まだまだ動いてくれることでしょう。

動いてね。

 

ヒンジもダメになってるし、グリスもカチンカチンだったけど、君は愛されてる。

XPも起動します。使いたいソフトもあったみたいで。

 

良かったのかな。。これで。。。

 

では!